120 土地のふいた清水
和田村佐沢口から原口に通ずる道の傍に清泉が湧出する。いくら旱天といえども清水は枯れないという。この清水に住む鮒は皆めっこ鮒(片目)と言い伝えられている。また原口に沢山の塚がある。そして地蔵尊が建てられている。塚は二十数ヶ所も残っている。むかし戦いのあったとき、陣没した人を埋めたものだといい伝えられている。
(和田)
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