19 孝行息子

 むかしあったど。
 これ持って行って埋めてくんねぇかと頼まっだど。嫌んだと言わんね性分なもんで、それ背負ってきたど。
「とても、こんな夜埋めらんねがら、明日に埋めんべ」
 て思って、自分の庭さ置いて、次の朝げになってみたは、みなお金になってだて。むかしとーびん。
「集成 163C系 おばっしょ」
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