4 達磨大師物語
ソーレ物語、語り候。語ればもっての物語。達磨大師さま、お江戸見物お出なさる。九段の坂を下るどて、オンコロコロリと転び起き、そこで茶屋に腰をかけ、茶屋の団子をつまみ食い、これ達磨、お足頂戴と言えば、達磨にお足はあるものか、と言ったんの物語。
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